「魔法の授業ってどんな事するのかしら?
きっととても面白いんでしょうね!!」

ハー子はうきうきしながら俺に話しかけてきた。

「だよなぁー!!なんたって魔法だし!」

俺もうきうきしながら同意した






  が、




最悪でした☆
















ザ ☆ 魔法薬学
















「ポッター、アスフォルデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じたものを加えると何になるか?」

「ポッター、ベゾアール石を見つけて来いと言われたら何処を探すかね?」


さっきからハリーを目の敵にして質問しているのは地下室を教室に使うスリザリン
寮監の根暗・・・いや、スネイプ先生だ。



周りのスリザリン生は答えられないハリーを見てクスクス笑う。

むかつくやつらだな・・・。

とくに最前列のシルバーブロンド。


「ポッター、モンクスフードとウルフスベーンとの違いはなんだね?」


「わかりません。」


ハリーが小さく呟いた。

途端にスリザリン生は声を上げて笑いスネイプも馬鹿にしたように口端を上げやがった。

あーマジキレそう。

笑う前にてめぇが答えられんのかよ。


「何か言いたそうだな、。」






・・・・・・・・・・・・・・・・・









・・・・・・・・俺?




いきなり話しふられたんスけど!!


どうしろと?(汗)

驚いて何も言えないでいるとスネイプはフンっと鼻を鳴らした。



「どうした?何も無いのならその不機嫌そうな顔をどうにかしないか。
ご自慢の綺麗な顔が台無しだぞ?」




















・・・・・・・・・あ゛?











「・・・教授もその顔色どうにかなりませんか?」









俺の発言に隣に座っているハリーが青ざめた顔をした。

ってか、この教室の気温が一気に下がったね!(爽)

今の俺にはどうでもいいけど。



「・・・どういう意味かね?」


スネイプの野郎顔が引きつってるぜ!

ざまぁみろや。











「そのままの意味です。
その顔色ではマダム・ポンフリーも真っ青ですよ。
あぁそうだ、薬貰うより棺おけ貰ってきた方がいいかもしれませんね。
っていうか、地下室で授業って教授の趣味ですか?
根暗なのがもっと根暗にみえますよ。」




















・・・・・シ――――――ン











スネイプは何も言えないようだ。




勝ったな!

俺に勝とうなんて100年はえぇよ。

















その後授業は何も無かったように進んだが
どこかピリピリした空気が流れていた。(by作者)

根暗スネイプ教授と気の弱い生徒達に



  合掌。